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ローダウンによる低重心化は車の運動性能を向上させます。
 足廻りのコイルスプリングやダンパーを交換することで、車高を低くし、高速走行性能やコーナリング性能を向上させることができます。さらにお車の見た目をスタイリッシュにします。ただメリットばかりではなく、デメリットも出てきたりする商品もありますので、足廻りについて熟知したプロにご相談いただくなど、ローダウンには注意が必要です。

 
●高速走行やコーナリングでの安定感 ●商品によっては乗り心地が悪くなる
●タイヤとフェンダーのすき間をなくす  
●車高調なら車高の上げ下げができる

●オーバーホールが出来る(モデルによります)


 コイルスプリングはサスペンションシステムの一部です。いわゆるバネのことで、スプリングの伸び縮みにより、路面から入ってくる振動や縦G(道路の段差等で起こる衝撃)の吸収する働きをします。

コイルスプリングをチューニング(交換)する目的は、ノーマルのコイルスプリングよりも、巻数やバネレートの違うコイルスプリングで車高を下げることにより、コーナリング時の安定性を増すことと、ローダウンによるドレスアップを目的にしています。

 コイルスプリングというのは、バネですから、衝撃を受けるといつまでも伸び縮みえお続けてしまいます。すると車自体がいつまでも上下に揺れ続けて、乗り心地が悪くなります。そこでコイルスプリングの揺れを止める働きをするのがショックアブソーバーなのです。

 


 サスペンションシステムの一部であるダンパー(ショックアブソーバー)の役割は、コイルスプリングで収まりきれないロールやピッチングを吸収し、安定した走行姿勢を保ちます。

 ダンパー(ショックアブソーバー)をチューニング(交換)する目的は減衰力を高くセットし、ローダウンコイルとの最適化を図ることです。

ショックの性能が落ちると…
高速道路でふらつくなど、高速走行能力が下がります。発進時、ブレーキング時の上下動が大きくなり、ヘッドライトの光がユラユラします。またブレーキをかけてから止まるまでの制動距離が大きくなり危険です。

ショックを交換すると…
まず、乗り心地が変わり、操縦安定性も向上します。高速走行でのレーンチェンジがしやすくなり、高速道路で特に威力を発揮します。

 


 車高調整式サスペンションキットは車高調整機能を備えたサスペンションキットです。専用工具で車高を調整することが出来、スポーツ走行からドレスアップ目的まで幅広く応用が可能です。減衰力調整機構を利用することで、さらにセッティングの可能性を広げられます。

 セダンやミニバン・コンパクトカー・軽自動車など、幅広い車種向けのものがあります。また、走行能力だけでなく 乗り心地も重視され開発された商品もあります。車高調は高いというイメージがありますが、価格も10万円以下でリーズナブルなモデルもあります。

 
車高調はその車種用であれば、何でも良いというわけではありません。ドライバーの好みも車高調の種類や仕様も様々です。合わないものを選んでしまうと乗り心地が悪いばかりではなく、走行性能にも支障をきたす恐れがあるので要注意です。

車高の下げ過ぎは、車検も通らず、不正改造となります。最低地下高9センチは確保しなければなりません。

サスペンションを変更した場合にもアライメントは必要です。キャンバーやトウの角度が変わるので、トレッドや接地面が元の状態と変わっています。そのため、アライメント調整で足廻りを最適化し、快適に走行できるようにします。

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