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車が走行するには、安全でなくてはなりません。このセーフティー編では車が安全に走行するために必要なパーツについての知識を紹介します。

エンジンの始動や車の電気機器を動かすのになくてはならないもの。
 バッテリーは+極板、-極板と電解液から構成されており、化学反応により、電気エネルギーを取り出したり、外部から電気エネルギーを与えると、自身にエネルギーを貯えたりできる電池です。自動車用のバッテリーはエンジン始動の他に、ライト等の電装品への電力供給や、各種コンピューター機器へのバックアップを行います。

バッテリーにも種類が豊富にあり、サイズ・端子の太さ、端子の位置・容量などが異なります。お車に対応したバッテリー選びが必要となります。
ボンネットを開けると、バッテリーの天面(右図参照)に品番が表記されています。品番によりバッテリーの規格が決まっています(下図参照)ので、品番が同じものがお車に適合しますので、品番を確認します。
バッテリーの端子の位置が違うものだと、装着できないので、端子の位置を確認し、間違いのないように注意が必要です。
交換される時は、だいたいお使いのバッテリーと同じバッテリーを選びますが、お車のその時の状況により、別のバッテリーに変えることもございます。寒冷地仕様や特別仕様の場合はバッテリーのサイズが異なることがあります。バッテリーが自分の車に本当に合うのか確かめることが必要です。
バッテリーの性能ランクもいろいろあります。精度の低いものが安いバッテリー等に多く、本来のお車の性能を十分に発揮できないということや、極端に劣化の早いものや、安定した能力のないバッテリーがあるので注意が必要です。バッテリーを選ぶ際は車の使い方に応じたものを選ぶようにします。カーオーディオや電装品を多く搭載しているお車には強いバッテリーを選びましょう。
バッテリーには多くの種類があると述べましたが、大きく分けますと、現在は従来あるようなオーソドックスなタイプと何もしなくてもいいメンテナンスフリーの二つのタイプに分かれます。メンテナンスフリーの場合、便利ですが、バッテリーがあがった場合、何もできませんので、日頃の点検が重要です。
●バッテリー液の補充ができる
●充電ができる
●バッテリー液の注ぎ足しができない
●充電ができない
※但し、決まった使用年数や走行距離までなら保証される
 

バッテリーの寿命が近くなると、下記のような症状が現れます。ただ、現在のバッテリーは性能があがった分、電力を残さず最後まで使いきれるので、バッテリーがきれる前の症状が現れず、突然バッテリー上がりを起こします。

●アクセルの踏み込みによりライトの明暗が出る。
●方向指示器の点滅時間が長くなる。
●セルモーターを回転させる力が弱くなり、エンジンがかかりにくくなる。

下記のような場合、バッテリー上がりを起こしやすくなります。このような車の使用は控え、止む得ない場合は、日頃のバッテリーチェックを強化しましょう。
●夜間走行が多い。 ●電装品が多い。 ●近距離走行が頻繁。
●購入後、走行距離が40000km以上、もしくは3年以上バッテリー交換をしていない。
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